相続の手続きにはどんな書類が必要?相談する時には何を準備しておけば良いの?

税理士の無料相続相談に必要な書類・準備する資料は?

 税理士への無料相続相談に際して、以下の書類をご用意頂くとスムーズです。

a. 被相続人の情報
◆ 被相続人の戸籍謄本(出生から死亡までの全ての戸籍)
◆ 死亡診断書または除籍謄本

b. 相続人の情報
◆ 相続人全員の戸籍謄本
◆ 相続人全員の住民票

c. 財産に関する書類
◆ 不動産登記簿謄本
◆ 固定資産税評価証明書
◆ 預貯金通帳(残高証明書)
◆ 株式や投資信託の明細書
◆ 生命保険の証券、支払明細書等(受取人が誰かを確認するため)
◆ 自動車の車検証
◆ その他の資産(貴金属、骨董品など)の明細や評価書

d. 負債に関する書類
◆ 借入金の契約書や残高証明書
◆ クレジットカードの明細書
◆ 未払いの医療費や公共料金の請求書

e. 遺言書がある場合
◆ 遺言書

f. その他の関連書類
◆ 被相続人の最後の確定申告書

また、事前に以下の点についても整理しておくと良いでしょう。
◆ 相続に関する具体的な質問や疑問点をリストアップしておく。
◆ 現在の相続状況(例えば、相続人間で意見の違いがあるかどうか)を明確にしておく

あらかじめこれらをご用意頂くことで、ご相談がスムーズに進み、より正確かつ詳細なアドバイスを提供することができるようになります。

では、生前対策をしておきたい場合や、相続発生後には何を用意したら良いでしょうか?
続いて、それぞれの場合にも必要となる書類や準備物を記載していきます。

生前対策に必要な書類・準備する資料は?

a. 被相続人の情報
◆ 戸籍謄本
◆ 住民票
◆ 運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証明書

b. 財産に関する書類
◆ 不動産の登記簿謄本
◆ 固定資産税評価証明書
◆ 預貯金通帳(残高証明書)
◆ 株式や投資信託の明細書
◆ 生命保険の証券(受取人が誰かを確認するため)
◆ 自動車の車検証
◆ その他の資産(貴金属、骨董品など)の明細や評価書

c. 負債に関する書類
◆ 借入金の契約書や残高証明書
◆ クレジットカードの明細書
◆ 未払いの医療費や公共料金の請求書

d. 遺言書の準備
◆ 公正証書遺言を作成する場合、公証人役場での手続きに必要な書類
◆ 自筆証書遺言を作成する場合、適切な形式で書くためのガイドライン

e. 贈与に関する書類
◆ 贈与契約書
◆ 贈与税申告書
◆ 受贈者の戸籍謄本や住民票

f. 保険や信託に関する書類
◆ 生命保険や医療保険の契約書
◆ 信託契約書(信託を活用する場合)

g. 相続税対策のための資料
◆ 過去の確定申告書(複数年分)
◆ 各種控除の証明書(住宅ローン控除、医療費控除など)

h. その他の関連書類
◆ 資産管理のための一覧表(財産や負債の一覧をまとめたもの)
◆ ファミリーツリー(家系図や親族関係を示す図)
これらの書類をご用意頂くことで、税理士や法律の専門家と効果的に相談し、適切な生前対策を講じることができます。また、以下の点にもご留意頂くと良いかと思われます。

◆ 家族と話し合いをする:生前対策の方針について家族と十分に話し合い、理解を得ておく。
◆ 専門家の助言を受ける:税理士、弁護士、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談し、最適な対策を検討する。
◆ 定期的な見直し:法律や状況の変化に応じて、対策を定期的に見直し、必要に応じて修正する。

このように準備を整えておくことで、相続に関するトラブルを未然に防ぎ、スムーズな相続手続きを実現することができます。

相続発生後に必要な書類・準備する資料は?

 相続発生後に必要な書類には様々なものがありますが、そのうちの一部を記載します。

a. 被相続人の情報
◆ 死亡診断書:死亡を証明するために必要です。
◆ 戸籍謄本(除籍謄本):被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本が必要です。
◆ 住民票の除票:被相続人の最終の住所を確認するために必要です。

b. 相続人の情報
◆ 相続人全員の戸籍謄本:相続人を確定するために必要です。
◆ 相続人全員の住民票:相続手続きにおいて相続人の現住所を確認するために必要です。

c. 財産に関する書類
◆ 不動産の登記簿謄本
 → 不動産の権利を確認するために必要です。
◆ 固定資産税評価証明書
 → 不動産の評価額を確認するために必要です。
◆ 預貯金通帳のコピー(残高証明書)
 → 銀行口座の残高を確認するために必要です。
◆ 株式や投資信託の明細書
 → 金融資産の内容を確認するために必要です。
◆ 生命保険の証券
 → 生命保険の受取人や金額を確認するために必要です。
◆ 自動車の車検証
 → 自動車の所有権を確認するために必要です。
◆ その他の資産(貴金属、骨董品など)の明細や評価書
 → その他の資産の内容を確認するために必要です。

d. 負債に関する書類
◆ 借入金の契約書や残高証明書
 → 負債の内容を確認するために必要です。
◆ クレジットカードの明細書
 → クレジットカードの未払い残高を確認するために必要です。
◆ 未払いの医療費や公共料金の請求書
 → 未払いの債務を確認するために必要です。

e. 遺言書がある場合
◆ 遺言書の原本
 → 遺言書の内容を確認し、手続きに反映するために必要です。

f. その他の関連書類
◆ 被相続人の最後の確定申告書
 → 被相続人の最後の所得を確認するために必要です。
◆ 遺産分割協議書
 → 相続人間で遺産分割の合意を証明するために必要です。
◆ 相続税申告書
 → 相続税の申告が必要な場合に必要です。

g. その他の準備
◆ 印鑑証明書
 → 相続手続きにおいて、相続人全員の印鑑証明書が必要です。
◆ 実印
 → 各種書類に押印するために必要です。
◆ 遺産分割協議書の作成
 → 相続人全員で遺産分割の内容を協議し、合意内容を文書化する必要があります。

これらの書類をご用意頂くことで、相続手続きがスムーズに進行し、相続に関連するトラブルを未然に防ぐことができます。
ただし、これらの書類は相続発生後に必要な書類の一部になります。実際には個別のケースに応じて必要な書類が異なります。

専門家(税理士、弁護士、司法書士など)の助けを借りることで、手続きを円滑に進めることができます。

ご不明な場合、まずはお電話ください!

 今回は相続の手続きにはどんな時にどんな書類が必要か、お伝えいたしました。
相続のお手続きには必要な書類が多く、実際にご用意頂くには時間を要してしまう書類もあります。
いざという時に慌ててしまわないよう、事前に準備が可能なものはあらかじめ用意しておくのも相続対策の一つかもしれません。

 わかば相続相談センターでは初回無料相談を実施しています。無料相談を活用することで、相続に伴う負担を最小限に抑える方法や、節税の手段についてのアドバイスを受けることができます。早めの相談で、円滑な手続きと最適な対策を見つけましょう。

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